新カリタ式へ
アルミフレームのランディングネットを腰からパラコードで吊るしてドリフターをチェックする イージーな釣法を始めた。ネットの網目は2ミリ前後が最適なので フレームに付属のネットは使えず取り替えてある。
ドリフターは 川に流れているヤマメなど魚の食物。そのドリフターは 水面がらみや水面直下に最も多く流れてくる。また 欲張って深くから採集しようとすると水の抵抗が大きくなってしまい 場合によっては危険にもなる。だから 水深は軽く5センチ程度までのドリフターを集められれば十分。これなら軽快である。あとは ネットを腰から吊るすパラコードの長さ調節が課題。これは ネイルノットで調節可能なループにしておけば良いし 巻取り式キーチェーンワイヤには自在に長さ調節ができるタイプもある。
川環境の改良策
北米ローキー山地を流れるミズーリ川で見たもの。
立木を目印にして設置してあるのは ゴロゴロっと置いてあるただの石ころ。その石ころを 並べて岸から翼状に並べて水中へ積み置いてある。これが「Rock Vane」工法。その川環境によってその形状には変化がある。ともあれ 石を翼状に並べて川の水流をコントロール 川の環境保全と水生生物を棲みつきやすくするという一挙両得の素晴らしい工法なのである。実際ここには 石積みによって流れに巻き返しが発生して ドリフターが寄り集まる傾向が見え この石積みから水生昆虫のハッチも発生していた。そうなればここに周辺のトラウトが集まって来るのも当然でライズも発生する。
水中写真は 説明用イメージ。石積みは 石と石の間に出来るスキマが重要で ミニサイズであっても水生生物に様々な生息環境が提供できる素晴らしいもの。
立木を目印にして設置してあるのは ゴロゴロっと置いてあるただの石ころ。その石ころを 並べて岸から翼状に並べて水中へ積み置いてある。これが「Rock Vane」工法。その川環境によってその形状には変化がある。ともあれ 石を翼状に並べて川の水流をコントロール 川の環境保全と水生生物を棲みつきやすくするという一挙両得の素晴らしい工法なのである。実際ここには 石積みによって流れに巻き返しが発生して ドリフターが寄り集まる傾向が見え この石積みから水生昆虫のハッチも発生していた。そうなればここに周辺のトラウトが集まって来るのも当然でライズも発生する。
水中写真は 説明用イメージ。石積みは 石と石の間に出来るスキマが重要で ミニサイズであっても水生生物に様々な生息環境が提供できる素晴らしいもの。
バージョンアップ
Apple Books 版 電子書籍 「水生昆虫ガイドブック」をバージョン3.0にアップデートしました。
掲載種が150種に増え より見やすいように改良しました。すでにご購入の方は もちろん無料でバージョンアップできますので ダウンロードをお願いします。
掲載種が150種に増え より見やすいように改良しました。すでにご購入の方は もちろん無料でバージョンアップできますので ダウンロードをお願いします。
内水氾濫
*写真は アップルブック 「ふしぎの川と暮らす」刈田敏三著 チャプター:内水氾濫より
噂に聞く「東京低地」というエリアへ行ってみた
かつては「東京ゼロメートル地帯」などという言葉を使ったニュースを見た覚えはある 最近ではゼロメートルよりも「低地」という言葉が使われている
それがなんと 来てみれば この風景 もうゼロメートルじゃなかった 左に流れているのは中川 そのすぐ西隣には堤防を隔てて荒川も同じレベルで流れている いつの間にこれほどの低地になってしまったのだろう それでも市街地を歩けば ごく普通の暮らしがある 家の新築工事も行われていたし 大きな小学校も
この街では 家々からの排水から すべての雨水はポンプによって強制排水しないと内水氾濫になってしまう この東京低地エリアには300万人を越える人々が暮らしている
噂に聞く「東京低地」というエリアへ行ってみた
かつては「東京ゼロメートル地帯」などという言葉を使ったニュースを見た覚えはある 最近ではゼロメートルよりも「低地」という言葉が使われている
それがなんと 来てみれば この風景 もうゼロメートルじゃなかった 左に流れているのは中川 そのすぐ西隣には堤防を隔てて荒川も同じレベルで流れている いつの間にこれほどの低地になってしまったのだろう それでも市街地を歩けば ごく普通の暮らしがある 家の新築工事も行われていたし 大きな小学校も
この街では 家々からの排水から すべての雨水はポンプによって強制排水しないと内水氾濫になってしまう この東京低地エリアには300万人を越える人々が暮らしている
5月4日岩手県釜石市甲子川
よく晴れた日で、上流からの西風がかなり強く吹いており、キャスティングにはタフな感じ。
10時に河原へ。水温はほぼ16℃。
10時16分、右岸の岸際へ褐色のダンがパタパタしながら流れてきた。関東の渓流では春の前期昼頃にハッチがあるフライフィッシング的に重要なマダラカゲロウである。体長は11mm。
昼過ぎには、強風に吹き落とされたか、黄色のストーンフライが流れてきた。体長8.5mm。
これは、夕方までポツポツ流れてきていた。このストーンフライは、春の後半から山地渓流では夏の初めごろまでハッチがある注目種。ハッチがわかりやすく、水際からポトリと流れに落ちれば、バクンとわかりやすいライズが出る。
ライズを釣るには・・・
「ライズ」見つけたら、そりゃあワクワクで、すっごくうれしいもの。
何十年、ライズを狙っていても、それはまったく変わらない。
・・・ホンネとしては、ライズを見つけたら、即、フライ(毛鉤)をキャストしたいところ。しかし、根拠のない当てずっぽうでフライを急ぎキャストしたところで、良いことはない。フライを見切られたままキャストを繰り返せば、ライザーを警戒させ、どんどん釣りを難しくしていく。
一方、フライを使うフライフィッシングでは、どのようなフライを使って釣り上げるかが、また楽しみなところである。
だから、ライズがあって、その時流れているドリフターをチェックして、そのドリフターに似たフライ。いわゆるマッチフライを選んで試す・・・そこがライズ しているヤマメとかと、まるで試合するような感じが味わえるところがまた楽しい。
そのドリフターというのは、川に流れてくる水生生物や昆虫など、ヤマメやイワナなどの食物になるような流下物のこと。
課題は、どうやってドリフターを知るかということ。何のことはない、このような網目の細かいランディングネットで水面を探ってみるだけで良い。ライズがあるときには、必ず何かしら手がかりとなるドリフターが見つけられるはず。
何十年、ライズを狙っていても、それはまったく変わらない。
・・・ホンネとしては、ライズを見つけたら、即、フライ(毛鉤)をキャストしたいところ。しかし、根拠のない当てずっぽうでフライを急ぎキャストしたところで、良いことはない。フライを見切られたままキャストを繰り返せば、ライザーを警戒させ、どんどん釣りを難しくしていく。
一方、フライを使うフライフィッシングでは、どのようなフライを使って釣り上げるかが、また楽しみなところである。
だから、ライズがあって、その時流れているドリフターをチェックして、そのドリフターに似たフライ。いわゆるマッチフライを選んで試す・・・そこがライズ しているヤマメとかと、まるで試合するような感じが味わえるところがまた楽しい。
そのドリフターというのは、川に流れてくる水生生物や昆虫など、ヤマメやイワナなどの食物になるような流下物のこと。
課題は、どうやってドリフターを知るかということ。何のことはない、このような網目の細かいランディングネットで水面を探ってみるだけで良い。ライズがあるときには、必ず何かしら手がかりとなるドリフターが見つけられるはず。